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フィットネスクラブでもロゴの重要性は企業と同じ

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フィットネスクラブにロゴデザインやブランディングは必要なのか?
高いお金を支払ってロゴを依頼することに意味はあるのか?

特に小規模のフィットネスクラブではそう思われる方も居るかも知れません。

企業であれば自社ブランディングのため、ひと目で自社製品とわからせるため企業・製品のイメージや魅力のアップのため、売上げ増につなげるためと言うような理由が数多くあります。例えばApple社のリンゴマークは製品の魅力をより一層引き立ててるようにさえ感じます。ロゴは明確な効果が見えにくいですが、ロゴがあることで商品のイメージは確実にアップします。

小さなフィットネスクラブだからこそ、必要と言わざるを得ない理由もあります。
店舗の入り口にロゴが無く名前だけだったり広告やチラシにロゴが入って無ければ、クラブ名さえ印象に残らず覚えてもらえないかもしれません。
絵や画像のほうが記憶に残りやすいように、マークとして認識されるロゴは記憶に残りやすく認知度を高める効果があります。また、マーク化されたロゴであれば、通り過ぎただけでも瞬間的に何に特化したクラブなのかまで伝えることが可能です。また小規模なのにしっかりロゴがあったらどうでしょう。
安心感・信頼度が高まり、クラブだけでなくスタッフにも信頼をおいてくれると思いませんか?

そのためにもロゴを作る時に重要になってくるのが、コンセプトです。

地域に根づき地元の人を老若男女問わず幅広く受け入れるクラブなのか、充実したトレーニングマシンでしっかり鍛えるコアな層を狙うクラブなのか、フィットネスやスタジオを中心とするのか、専門のスタッフが常駐するのかなど、しっかり考え、信頼のおけるデザイナー(制作会社)とロゴの方向性を十分に話し合ったほうが良いでしょう。

また信頼のおけるデザイナー(制作会社)に頼むことは著作権のことを考えた場合にも重要です。
デザイナーによっては盗作とまでは行かなくとも、類似したロゴを元にしたり、シルエットやイラストを真似てしまったりと、場合によっては著作権を侵害し訴訟問題を起こされる場合もあります。ロゴやネーミングを意匠登録・商標登録するならなおさらで、同業他社のロゴを十分に検索してからデザインにとりかかるだけではなく、ある程度煮詰まった時点で、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で図形商標検索をしているデザイナー(制作会社)に頼んだほうが安心です。

また本来、著作権は著作者(デザイナーや制作会社)に認められる権利となるため、何も契約や取り決めをしなければ企業がロゴを受けとっても、著作権はデザイナーのままです。その場合にもし発注側が断りもせずロゴを勝手に改変してシリーズ化してしまったケースは違法行為となります。

そうならないために最初に著作権の権利はどちらにあるのか契約を交わすことが大切です。
●著作権を譲渡しない場合、デザイナーや制作会社に権利があるのをしっかり伝え、改変や2次利用をさせない。もしくは使用範囲を設定して利用を許可する。
●もしくは著作権もロゴやネーミング等と一緒に譲渡する
もちろんそれぞれのケースで金額も異なりますので、それも伝える必要があります。

しっかりとしたロゴの作成は信頼のおけるデザイナーに頼むのが早道です。

著者:佐俣 次郎

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