フィットネスクラブといっても、様々な形があります。個人経営、法人登記した株式会社、もしくは、有限会社もあるかもしれません。
会社って色々な機能があり、多種多様な責務や義務があります。
きちんと会計帳簿を整えることや就業規則の整備、社会保険の加入などが当たり前の領域ですが、それが出来ていないフィトネスが多いです。会計帳簿や労務的な資料がきちんと整備されていないと、事業再生や事業譲渡に対して、土俵にすら上がれないということを理解して置くべきです。
まずは、そこから整備していく必要があります。
会社として最低限の義務や責務を果たさなければ、社会に受け入れられにくくなり、ましてやM&Aで事業譲渡がとても厳しくなります。
会社とは、機能(経理、人事、営業、技術開発など)を誰が担い、どのようなアウトプットを出して、どのように利益を得ているかを明確にし、その役割を担える人材を確保し、事業を拡大していくものです。その過程で色々なドキュメントが存在します。
会社の「体」をなしていない企業は、まずステップとして、そろえなければならない帳簿等の公的資料を整えることからスタートです。
まず「体を成す」ことに注力しましょう。
それが出来てはじめて、事業計画等の目標設定して、事業再生やM&Aなど、事業改革を進めることが可能となります。
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南本静志
中小企業診断士・社会保険労務士
M&Aアドバイザー/事業再生コンサルタント
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