まず動画をみてください。
日本でも有名な24時間ジムチェーン店の本国プロモーション動画です。24時間ジムが使えますよ!そんなイメージで作成しているでしょうか?
いかに初心者が通いやすく、続けやすいクラブであるかをPRしていませんか?
そのために、チームトレーニング、グループトレーニング、パーソナルトレーニングなど提供ソフト面を強調しています。
さらにこちらの動画では、会員様のサクセスストーリーが多数紹介されています。誰が、どこで、誰によって、人生が変わったのか!決して、無人の24時間使えるセルフジムというPRではありません。
24時間ジム発祥の地であるアメリカ。過酷なライバルとの競争の末に行き着いた運営手法。これを学ばなくて何を学ぶのか?
アメリカでは24時間ジムが激増し、淘汰の時代に突入した時(日本が今その時期)、低価格、大型化、ソフト充実型と進む道を選んで行きました。低価格&大型化の成功例はプラネットフィットネスです。アメリカで1800店舗を超えるクラブを持ち、会費は10ドル、全てのクラブを使える会員種別でも20ドル以下。でも施設規模は圧倒的。会員数も1店舗12,000名程度在籍していると聞いています。
日本でも低価格クラブが出店してくるでしょうし、同料金帯のクラブも潰し合いになってくるでしょう。特徴のない24時間ジムでは完全に飲み込まれる結果になることは容易に想像できます。
日本ではまず、アメリカのソフト充実型24時間ジムをベンチマークとして、さらに日本人ならではのサービスを付加することです。少ないスタッフ数で、質の高いサービスを実現するためにはどうすれば良いにか?
過去フィットネス産業を営んでいない企業やフランチャイズ本部は経験値がなく後手に回ることでしょう。具体的に何をどうすれば良いのか?ご興味をお持ちいただけたらぜひコンタクトをお待ちしています。
著者:五十苅 知博