売り手の経営者は、地域性や規模感なので、自社を過小評価して、「こんな会社買う人いるの?」と言われる方がいます。私もM&Aアドバイザーになった当初、「これは買い手がいないかな?」って思ったりしたこともありますが、その固定概念を捨てるようにしました。
令和の時代、大手企業、中堅企業、中小企業、個人などいろいろな買い手層がいます。また、企業にも同業他社にかぎらず、異業種からの多角化の一環で企業買収を検討している会社もあります。
売り手企業の経営者が高齢化してくると「廃業」という選択肢しか思いつかないかもしれませんが、弊社に電話やメールをしてください。廃業以外の事業譲渡という道があります。会社を丸ごと事業譲渡するのも良いし、一部の黒字事業のみ売却するのも良いです。せっかく取引先がいっぱいついている老舗の会社を、廃業させてしまうのは、国家的にも損失と言えます。
もう一度言います。売り手企業の経営者は「こんな会社売れるのか?」という固定概念を捨ててください。必ず興味を持つ買い手企業が現れると信じてM&Aを一緒に行っていきましょう。
2021-03-26
南本静志(boss@re-p.co.jp )
M&Aアドバイザー