中小企業の経営者は、自分の会社を評して「こんな会社、売れるんですか?」と言います。
しかし、面白いもので、買い手のニーズっって、人が想定している範囲外のことが起こります。
「え!こんなニーズがあるの?」「え!こんな業種・業態の人が買収意欲があるの」的なことです。
だから、中小企業経営者は、後継者がいなくて、「年齢的にもう限界」と思ったら一度弊社や取引のある金融機関に相談してみて下さい。ご自身の固定概念で「売れない」と決めつけるのではなく、厳しい条件交渉があるかもしれませんが、それでも廃業という選択をすると、取引先や従業員に迷惑が掛かることになります。
新たな経営者に事業を継続してもらった方が良いに決まっています。
日本は中小企業が下支えを行っています。
しかし、それも後継者不足、経営者の高齢化で会社自体が消滅していく危機に見舞われています。
それを回避する方策は、スモールM&Aしか手は無いと私は思います。
2021-04-14
M&Aアドバイザー
南本静志(boss@re-p.co.jp )