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中小企業のM&Aは普及していくのか?

  • 事業再生

中小企業のM&Aは普及していくか、いかないか。これは誰もわかりません。

中小企業経営者の高齢化がどんどん進み、社員を雇用している会社が後継者難で一気に「閉鎖」となることを国が恐れているので、色々な手で支援をしてくることはたしかです。どこの業界でもそうですが、プレーヤーという人たちがいて「お金」に群がる習性があります。昔は大手企業や中堅企業の仲介役で仲介成立させれば数千万の報酬をもらっていたと言われています。その人たちが中小零細のM&A市場にも流れてきているので、はっきり言って仲介する人たちのプレーヤーの体質は昔のままです。

本来、中小企業のM&Aは、全くビジョンが異なる使命感がある人たちがプレーヤーになるべきで、国の存続が中小企業の弊社や倒産にあるというならば、不動産の宅建士のような国家資格と仲介するプレーヤーのルールを統一化させていかないと、お金で企業を売買するというちょっと味気ない市場になる可能性があります。

純粋に中小企業を支援する「事業再生」のM&Aポリシーを持った人に、この中小零細企業のM&Aに参画して欲しいところです。国の法整備というか、国家資格化というか、ブラックボックス化ではなく透明性のあるビジネス市場を創造していって欲しいところです。

2021-07-30
M&Aアドバイザー
南本静志

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