イエローのストラップでフィットネス業界で知られているTRXが20226月10日に破綻した。TRXは2004年の設立以来、主力製品であるサスペンション・トレーニングを中心に様々なトレーニング機器を世界中に販売してきました。また、TRX は高度な教育およびトレーニングソリューションを提供しています。
負債は5000万ドル以下。現在、TRXは連邦破産法第11条の申請書を出したことにより、負債を削減し、買い手を探す間、営業を続けることができるとのことです。
同社は、従業員やベンダーへの支払いを継続するとのことなので、日本のTRXへの影響は少ないのではないかと思われます。
コロナが明けた時を見越し、Eコマース・プラットフォームへの投資、合理化、強化を行い、成長をサポートするためのマネジメントを追加してきたようですが、コロナ収束が長引き、さらにロシアによるウクライナに対する軍事侵攻などにより、世界的な物価の急上昇などにより、苦戦を強いられたのでしょう。
フィットネス業界は、もっとも不況に強い業界。
2019年からフィットネス業界はバブルの状態。しかし2022年になると、原材料費の高騰によるマシンの値上げなどにより、30%前後予算を多くとる必要が出てきました。
しかし、無理のない企画・計画を立てれば、ビジネスチャンスと考えてもよいでしょう。